
誕生死 |流産死産新生児死で子をなくした親の会
誕生死流産死産新生児死で子をなくした親の会
三省堂 刊
発売日 2002-04
オススメ度:★★★★
無くしたくない気持ち 2004-12-16
あまりにも突然のおなかの子の死をどう理解していいのかわからない時にこの本を取り寄せました。子を亡くすという親の気持ちは言葉に例えようがありません。なんとかしてあげられなかったのかという後悔もあります。でも子供達はみんなまわりのみんなに悲しい気持ちだけを残すために生まれてきたんじゃないんだよと私は思えるようになりました。この気持ちはずっと心の中にとどめていきたいと思います。
これからも 2003-11-09
このような手記はこれからも継続されて出版された方がいい。
人の悲しみを「他人のもの」として知らない関係のままでいてしまいがちだけど、やはり人と人は「喜び」だけを共用しようとはせず、「悲しみ」も共にしなければならないと思った。子どもを失う悲しみに、共に過ごした年月の長さなどは関係ないと思う。胎児で終った人生も、一つの人間としての立派な人生だったのだから、私達周りの人間もこのような本によって知って変わっていくべきだと思った。命の尊さを教える・知るためにも大切な本です。
知らない事の残酷さを痛感しました。 2003-07-23
「人は命を授かる前にね。神様はその子に聞くの」
「今その親のもとに生まれてもあなたは○日しか生きられないのよ」と
「それでもいいと答えた子だけが、命を授かる。。」と
短い命を承知であなたの子として誕生した我が子を
できる限りの愛情で、たとえ冷たい体で生まれてきても
強く抱きしめ、その子への感謝を、短い時間で与えられる全てのあなたの愛をその子に与えてあげなさい。。涙が止まりませんでした。
私はまだ出産を経験していませんが、
良かれと?勘違いし私が残酷な言葉で慰めている姿が見えた様でした
何を求められているのか?何をしてあげられるのかを
ほんの少しでも知る機会?考え直す機会を与えてくれたこの本に感謝。。この本には「思いっきり泣きなさい」といった言葉が良く使われているのだけど
泣く事の大切さも再確認させられますよ。
ネットで知りました。 2005-08-17
2003年10月31日、私は約1700gの小さな女の子を出産しました。
産声をあげることも無く目を開けることも無く。。。
静かな出産でした。普通の検診の時に心音が止まっているのが判りその日に入院。
翌日、陣痛促進剤で出産予定だったのですがすぐに陣痛がありとても安産で生まれてきました。初めての子、ずっと待っていた妊娠。
やっとやっと授かったのに私は元気に産む事が出来なかった。
本当に悔しくて悔しくてたまらなかった。
ネットで死産を検索して沢山の天使ママさんと出会い、この本を知りました。
最初は買ったのは良いけど読む事が出来なくて。。。
娘の命日近くにやっと全てを読み終わりました。
言葉に出せなかったのでそっと目に付くところへおいて主人にも読んでもらいました。
2人で号泣です。ずっと凹んでいた1年。
ようやく前を向く勇気が出て習い事を始めて次の妊娠の為に頑張っています。
もうすぐ娘はお空で2歳。
1歳の誕生日には同じ体重・身長のメモリアルベアをプレゼントしました。
2歳の誕生日には何にしようかな?
「それでもなお生まれてきた」 2005-07-04
本書は、出産前後に我が子を亡くした体験を、インターネットで知り合った13名の父母が実名でつづった記録であり、2002年に刊行された。本書のタイトルである「誕生死」という言葉には、たとえ母胎の中で亡くなり、戸籍にも載らない子であっても、確かにこの世に生まれたのだ、という含意が込められている。こうした共通の思いを抱える父母が、妊娠・出産に関する本が山のようにある一方、それらが皆無事に出産することを前提に書かれていて、彼らの心の支えにはならないことに気づき、インターネットを介して自らつくり上げた成果が、本書なのである。「どの言葉も、私に嘆き悲しむことを認めてはくれなかった」、「今まで心地良かったものに胸をしめつけられる。私の中ですべてがひっくり返っていた」等に見られる、一見些細な事柄に傷つく彼らの心情の吐露は、やはり経験者ならではの言葉だと思う。文章も平易であるが、内容が内容だけに、経験者にはすらすらとは読めないかもしれない。また、本書の作者たちのように、表現することで悲しみを乗り越えようとする人々がいる一方で、悲しみを早く忘れようと努力することで、それを乗り越えようとする人もいる。悲しみの乗り越え方も一様ではないが、その一つの方法として、本書をお薦めしたい。
さらに詳しい情報はコチラ≫